前回、耳の閉塞感から連想して、突発性難聴を調べてきましたが、それから鑑別すべき疾患にはどのような病気があるかしらべることにしました。
鑑別する疾患には下記の3つがあげられます。
①メニエル病・・・難聴、耳鳴り、めまいといった症状を発作的に繰り返す内耳の病気で、病気の本質は、内リンパ水腫が原因で内耳の内リンパ系にある内リンパ液が発作的に増加する病気のことをいいます。
②ウイルス性内耳炎・・・ウィルス性の内耳炎としておたふくかぜが挙げられますが、これは随伴症としてまれに感音難聴を引き起こすことがあるといわれています。この場合はどんなに治療をしても治癒は望むことはできません。
ハント症候群という病気はヘルペス・ウイルスによる疾患で、感音難聴の他にめまいや顔面神経麻痺を引き起こす原因にもなります。
③心因性難聴・・・難聴の訴えによって純音聴力の検査をすると難聴を示すため、実際に難聴によって日常生活の支障をきたします。原因として考えられるのは性格や精神的な弱さなどが要因としてあげられています。学校や会社での対人関係やいじめ、家庭不和や親子関係といった社会環境が複雑化したためにストレスをため込んでしまい難聴を自覚するようになるのかもしれません。
他には頭痛、腹痛、食欲不振といった心身症状を伴う場合もあります。
